江戸時代、独特の「波」製作技法をあみ出し、「波の伊八」と呼ばれた彫刻師がいました。

本名:武志伊八郎信由です。彼は文政7年(1751)房州長狭郡(ながさごうり)下打墨(しもうっつみ)村<現鴨川市打墨>で生まれ、宝暦元年(1824)73歳で生涯を閉じる迄の間、確認されているだけで寺社の向拝や欄間に約52件の彫刻作品を残しています。

この寺の書院にある欄間彫刻「波」が、その時代の上方の同業者に『江戸に行ったら波を彫るな』と言しめるほど、世に名を馳せた作品です。

境内の鐘楼の前に、童謡 「母さんたずねて」の歌碑があります。つい、童心に返り口ずさみたくなる歌です。

伊八は、この鐘の音を聞き何を瞑想したのでしょう。前原海岸で見た波の情景を梵鐘の響きの中に包み込み、漲る情熱を鑿に注いだのだろうか。
落ち着いた静寂の中から打ち下ろす槌音が、今にも聞こえてきそう。そんな雰囲気が漂うお寺です。

場所:夷隅郡夷隅町萩原

行元寺
東頭山無量寿院

書 院

本 堂

鐘 楼

  母さん訪ねて
          斉藤信夫・海沼 実(編曲若松正司)

  まいごのまいごの こすずめは
 おせどのやぶで
 かあさんたずねて よんだけど
 さらさらつめたい
 かぜばかり かぜばかり

 まいごのまいごの こすずめは
 お寺の屋根で
 母さんどこよよと きたけど
 ぽくぽくもくぎょの
 音ばかり 音ばかり 
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